簡易認知機能検査評価ツール(あたまの健康チェック)
簡易認知機能検査評価ツール(あたまの健康チェック)
昨今、様々な機関・場面で活用されている、「あたまの健康チェック」という簡易認知機能検査評価ツールがあります。
認知症になったのかどうかの参考に、初期認知症の可能な限り早い発見を目指すため、あるいはまた定期的な認知機能のチェックのために、親しみやすく実施しやすい形に考案されたツールです。
自分でできる、簡易認知機能検査評価ツール
電話で受けられる簡易認知機能検査評価ツールがあります
「あたまの健康チェック」という判定ツールで、有料(税別3,500円)ですが、10分程度で受けられるテストです。軽度認知障害の早期発見のために役立つとされています。
とかく「物忘れ外来」や「認知症診断」として本人を連れ出したり、あるいはテストを受けてもらったりすることに対する本人の抵抗を少しでもなくし、「健康チェックの一環」として家族からプレゼントするという感覚で、親しみやすいネーミングや体裁で工夫して作られています。もちろん、介護する側の家族ご自身のチェックとしても有効ではないでしょうか。
電話口でオペレーターが単語を読み上げるので、復唱することで記憶して答えたり、読み上げられたものの中から種類が違うものを選んだりします。テストの結果は郵送で届けられるようになっていて、認知機能の指数も表示されています。この指数は0~100で示されるもので、0~49.8の場合、軽度認知障害の疑いがあるとされているようです。
軽度認知障害の診断のためのツールではなく、一般的な評価を得るためのものですから、気になる症状がある時は医師の診察を受けることが大切です。