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ココナッツオイルがアルツハイマー型認知症に効果あるか

ココナッツオイルがアルツハイマー型認知症に効果あるか

ココナッツオイルに認知症の予防効果がある、という研究が注目されています。

「世界ふしぎ発見」「主治医が見つかる診療所」など、いくつかのテレビ番組でも取り上げられました。アメリカの医師による研究では、ココナッツオイルを摂取した4時間後に症状が改善した、という驚きの結果が出たようです。

アルツハイマー型認知症の予防に効果あるか

認知症とは、脳の後天的な障害によりその働きが低下して、記憶や知能に障害をきたす病気が元になった状態です。脳の血管に異常が起きて突然発症する「脳血管性認知症」と違い、脳の神経細胞が死滅して脳が萎縮することで発症するのが「アルツハイマー型認知症」です。

脳の神経細胞はブドウ糖をエネルギー源としていますが、そのブドウ糖をうまく利用できなくなり、細胞が飢餓状態となり死滅することが認知障害を引き起こしていると考えられています。

有効な治療法はまだ確立しておらず、認知症と診断されることによって本人だけではなく、家族にとっても精神的・経済的負担となっているのが現状です。アルツハイマー型認知症に対して、病気の発症後にも症状を改善する効果があり、さらに発症を予防する効果があると言われているのが「ココナッツオイル」です。

なぜココナッツオイルが認知症を予防するのか

ココナッツオイルというのは、ヤシの実から採れる脂です。主に含まれている脂は「中鎖脂肪酸」という飽和脂肪酸の1つで、エネルギーを効率よく取れるのが特徴です。消化吸収が他の飽和脂肪酸よりも速く、直接肝臓に運ばれて分解されます。肝臓で脂肪が分解されてできる物質が「ケトン体」という体のエネルギー源なのです。

アルツハイマー病の分子生物学などで知られている白澤卓二・順天堂大大学院教授の研究によると、「脳の神経細胞はグルコース(ブドウ糖)をエネルギー源としているが、アルツハイマー病になるとグルコースを使うことができなくなる。それが、認知症状を引き起こす原因と考えられる。そのグルコースの代替として使われるのはケトン体である。」と解説されています。

つまり、アルツハイマー型認知症の発症後であっても、「ケトン体」がエネルギーの代わりとなって脳の神経細胞を活性化してくれる、ということです。

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は消化吸収が速いので、ケトン体を効率よく作ってくれます。したがって、ココナッツオイルを摂取することで認知症の症状を改善したり、発症を予防する効果が期待されているのです。

普段の食事にココナッツオイルを取り入れる

認知症を予防するためにココナッツオイルを取り入れる場合、目安としては大さじ1~2杯を毎回の食事に入れるのが効果的と言われています。

ただし、まれに下痢を起こす人もいるので、少量から始めて徐々に増やしていきましょう。

コーヒーやスープに入れたり、パンに塗るなど様々な楽しみ方があります。無理なく毎日続けられる食事療法と言えるでしょう。

前述の白澤教授が監修されている著書に、「アルツハイマーの改善&予防に! ココナッツオイルでボケずに健康」があります。

ココナッツオイルの効果だけではなく、入手方法・おいしい食べ方もたくさん紹介されています。

筆者の場合には、毎日のルーチンな飲食習慣の中に入れてみています。例えば朝起きてコーヒーを飲むときにティースプーン1杯入れる、朝食のトーストを焼くときにやはりティースプーン1杯ぐらいを塗る、などです。1日にティースプーン2杯を目標にしています。

ルーチンに組み込むと続けるのが楽です。現在効果を確認中ですが、こういったことの常として「摂取しなくなってから」その差を感じるのかもしれません。

 

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