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認知症初期の接し方1

認知症初期の接し方1

親が、夫が、妻が、兄弟が、認知症(旧痴呆症)になったら、家族はどう対応すればよいのでしょうか。現在世界で、認知症の治療薬や改善方法など、様々な様々な角度からの対策・試みがなされています。

ここでは、認知症になりかけ、あるいは認知症初期のころに望まれる家族の対応・接し方に、焦点をあててみます(フレディ松川先生の研究・書籍を参考にしています)。

初期の対応が肝心!

認知症初期の頃は、正常と症状の間のグレーゾーンを行ったり来たりしている状態であると言います。その認知症初期の頃に接し方を間違えると、認知症の進行を進めてしまうことがあるようです。

接し方に気をつければ、悪化を止める(遅らせる)こと、時には改善する可能性もあるようです。

まわりの家族としては、どんどん症状が進んでわけがわからなくなってくるのではなく、できれば、正常と症状の間を行ったり来たりしている状態で、最後までいって欲しいのです。なぜならばその方が、本人にとってはもちろんのこと、家族にとっても負担が減るからです。

怒ったり、叱ってはいけない

認知症初期の頃は、本人が自分の異常を感じて、一番不安に襲われています。戸惑い、恐怖心を感じています。いわば、崖っぷちのギリギリのところを不安一杯で歩いている状態です。
認知症の人の気持ち

そんなときに一番してはいけないのは、心理的に本人を追い込んでしまうことです。

症状に気付いたとき、まわりの家族も、驚いたり恐怖を感じたり、あるいはまだ症状とわからずにイライラするかもしれません。しかしそんなとき、

「おじいちゃん、何やってるの?しっかりして下さい」
などと言ったとしたら、本人を一気に谷底に突き落とすことになります。

「ボケたんじゃないの?!本当にボケたら知らないからね!」
などと言ってしまったら、最悪です。

例えば失禁などしたときも、当の本人が一番ショックを受けている状態です。
そんなところへ「お漏らしなんかして、いったい何やっているの?!」と叱ろうものなら、混乱・恐怖・悔しさなどで、ますます症状は悪化していきます。
鬱状態になってしまうかもしれません。

そうではなく、例えば「実家の母もお漏らしするって心配していました。歳をとるとみんな同じなんですね」などと言ってあげれば、どれだけ安心するでしょうか。
そのことで、本人が安心して悪化を防げれば、周りの家族も結果的に助かるのです。

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